港区議会 2014-09-24 平成26年度決算特別委員会−09月24日
その中で、平成21年度から始まりました文化フェスティバル事業、こちら第1回目は、区民の皆さんがメルパルクホールでオペラ「椿姫」を開催、前回は平成27年2月にサントリーホールを使って演奏会を開催しました。出演者数は昼の公演81人、夜の公演76人で、延べ83名です。鑑賞者は昼夜合わせて641名でした。このイベントの支出が635万407円です。
その中で、平成21年度から始まりました文化フェスティバル事業、こちら第1回目は、区民の皆さんがメルパルクホールでオペラ「椿姫」を開催、前回は平成27年2月にサントリーホールを使って演奏会を開催しました。出演者数は昼の公演81人、夜の公演76人で、延べ83名です。鑑賞者は昼夜合わせて641名でした。このイベントの支出が635万407円です。
本年二月十一日、オペラ「椿姫」がメルパルクホールで上演されました。これは区民公募で結成された合唱団、公募ソリスト、プロのソリストとの共演で行われたものです。そして、運営、舞台助手、衣装、メークなども区民アートサポートスタッフの協力でなされました。約半年間の練習と舞台づくり、手づくりの衣装とで、プロと区民とが共同でつくり上げた感動的なオペラ「椿姫」でした。
中野先生は明治大学出身の方で、去る5月に都内で発見された「椿姫」等の台本や楽譜が浅草オペラに使われたのではないかというような報道がございました。中野先生はこれらの資料の分析を進めている方でございますので、このあたりのお話が聞けるのではないかというふうに期待をいたしておるところでございます。
先日、区の芸術鑑賞事業として、岩本町のサロン・オペラトナカイで「椿姫」が公演されました。出席された障害者の方は、すぐそばでの演技と声量に圧倒されたそうです。「最後のスタンディングオベーションのとき、他のお客さんと一緒に足の不自由なことも忘れて立ってしまいそうなくらい感動しました」と。また、当日その会場には、本当はない車いす用の席まで用意してあり、そのことに大変感謝しておりました。
そこで、イタリアの生んだ偉大な音楽家、歌劇の「椿姫」でも有名なヴェルディの遺産で開設されたヴェルディハウスをごらんになったそうであります。これは、ヴェルディがみずから築き上げた財産を政府に納めて自分の考えと違った目的に使われるより、若いときに恵まれず努力し、音楽で世のために尽くしたはらからたちのために役立てた方がよいとの強い意志でつくられた老人施設だそうです。
これは、昨年十一月四日の東京新聞で、内藤新宿開設三〇〇年記念イベントの目玉として「いまのところオペラは『椿姫』を上演、ミュージカルでは未来の新宿都市のあるべき環境を子どもにもわかる形で公演する」と報道され、大変期待されていたものであります。